考えすぎるひとの日記

基本ゆるやか時々激しく過ごすぞ

㊲天才のバーゲンセール

※この文章の内容は私の独断と偏見に溢れたものである。

 

「天才って多くね。」最近ふと思う。

今日、私たちの周りは多くの情報で満たされている。そのおかげで、以前であれば知ることはなかったであろう多くの人について知ることができる。そんな状況であれば天才と呼ばれる人たちの情報だって以前より簡単に知ることが可能だ。世間に認知される天才が多くなって当然だ、納得だ・・・・・・とはいかない。問題はそういうことではない。問題は多様化し増加するジャンルのなかで天才という言葉を、容易にまるでバーゲンセールがごとく使用している状況なのだ。嗚呼、今や私のなかでの天才という言葉はモ◯ドセレクションやか◯あげグランプリ金賞ぐらいの認識になってしまった。

「常人が理解できないから天才なんだよお~。」

私の叫びは虚空に消えた。