㊶出てきたものはアイデアかスクラップか
「止まらん、止まらないッッ。」
昨日の夕刻、電車の中、僕の頭は突然訪れたボーナスタイムの対応をしていた。
久しぶりの対応だが焦ってはいけない。頭から出てきたものを漏らさぬようスマートフォンにメモしていく。始まった闘いは思いの外激しく、苦戦を強いられたものの暫くして無事書き終えることができた。「戦いに勝った。」達成感を感じ、勝利の余韻に浸る。そして最後のとどめに記入したメモを確認した。だがしかし、そこで一つの疑問が姿を現した。
「はたしてこれはアイデアなのか、それとも雑多なスクラップか。」
メモした後にいつも感じる疑問。
別に考えたいとも思わない。意味もなく、必要でもない問。煩わしささえ感じる。
だが今回の僕はこれに対する特効薬を持っている。最近手に入れた薬であり、その名を主観という。アイデアかスクラップかを決める絶対的な指標がないこの問では、どちらかに振り分ける全権は僕に与えられている。つまり僕の好き(主観)で決めて良いのだ。
ということで今回出たものは全てアイデアとなった。めでたしめでたし。
自分で総評:ただ当たり前のことを格好付けて書いた文。