考えすぎるひとの日記

基本ゆるやか時々激しく過ごすぞ

57 賛辞

今週のお題「自分に贈りたいもの」

言葉にはちょっと怖い面があると思う。

私たちは相手に思いを伝えるとき言葉を用いる。

そしてただの文字の集合体である言葉は相手に干渉し少なからず変化を与える。

そこで起きる変化には良い変化もあれば、当然、良くない変化もある。

これが怖いのだ。

だから、たいていの人は相手に対して使う言葉には注意を払う。

ただ言葉による変化を受けるのは相手だけではない。

私たち自身も自分が発した言葉による変化を受けてしまうのだ。

それが相手に意思を伝えるための言葉でも、単なる独り言であっても。

その上、言葉は習慣化する。

ネガティブな言葉を自分に向けて発する習慣が付けば、その言葉は自分に対し良くない方向での変化を時間をかけて与え蝕み続ける。

しかし自分でその変化に気付くことは容易ではない。

 

私も一年ほど前にやっと気付くことができた。受けていた変化も把握した。

それから現在にかけてゆっくりではあるが、自分への言葉にはポジティブなものを増やし、ネガティブなものは徐々に減らすようにしている。

そのおかげか考え方も変わってきた。

だからこれからも自分には良い言葉をかけていきたい。

たかが言葉だが、されど言葉

言葉使いはとても大事である。 終