73 固定された視点を溶かす
令和4年は早めに梅雨が過ぎたなと思っていたが
今現在戻り梅雨?どころではないゲリラ豪雨。
しとしと降る雨、蒸し暑くあまり心地よいものではない梅雨のある夏
そんな情景が絵としてとても好みだった。
だがしかし、もはや日本の夏到来を告げるのはゲリラ豪雨のファンファーレである。
風情もあったもんじゃねえや。
私の綺麗な夏の思い出はそっと心にしまっておこうと思った。
昨今いろいろと騒がしく疲れてしまうこともあるが、全てが騒がしいわけではない。
ふと右に目をやれば、今か今かと夏休みを待つ学生がおり、
左を見れば、仕事終わりの晩酌を楽しむサラリーマンたちがいる。
他にもこの季節を前向きに楽しんでいる人たちはきっといるのだろう。
夏の序章は散々だったが私も今からでもこの季節をエンジョイしようと思った。